Megabass PROP DARTER i-WAKE インプレ

Megabassのウェイクプロップベイト、i-WAKEについてのインプレです。

PROP DARTER i-WAKE のスペック

全長重さ重心Floating/Sinking
104mm1/2oz(14g)移動重心(LBO.II)Floating

全長104mm、やや大きめのフローティングプロップベイトで、テールに小さめの異形ペラのシングルスロッシャーを搭載しています。

また、大きなリップはウェイクルアーとしての機能を持っていて、ゆっくり引くとそれだけで首を振りながらテールのプロップで水をかき混ぜる。そんな動きをします。

104mmで14gというとやや軽いかな…といった感じですが、実際にはLBO IIが搭載されているので綺麗な姿勢で飛びますね。

フックは2フック仕様のため、このサイズではやや大きい4番+4番ティンセルを装着しています。

PROP DARTER i-WAKEのアクション

ウェイクルアーにプロップがついたモデルなので、基本的にはサーフェイスで引き波×プロップでのかき混ぜとそれを使ったアクションになります。説明は以下の公式の動画から…

動画ではポッパーのように強めに引いて引いてダイブさせる、ゆっくりただ引きしてヨタヨタと引き波を立てる。基本的な動きとしてはこの2つのようです。

個人的にはデッドスローリトリーブに連続ショートトゥイッチの組み合わせもなかなによい感じで水面がアピールするなと思いました。

PROP DARTER i-WAKEの使用感

メガバスらしい、堅実な作りといいましょうか。よく飛ぶ。狙った動きは逃さない。といった感じの作りです。

飛距離はリップやプロップがある分、さすがにカゲロウほどの飛距離ではありませんが、比較的サイズ感が近く、重量が重いはずのバンタムトリプルインパクトよりずっと綺麗に飛びます。40mくらいのレンジは余裕で攻略可能。ロングロッドであればあと10mは攻められるでしょう。

泳ぎは見た目のスマート感とは違い、結構大きめにテールをふる感じに動きます。

ただ引くだけで首を振りテールを振りながら引き波を立て、その引き波の内側にペラの混ぜこみが入るため、より複雑な波を起こします。これが小さなベイトの群を模したような「波」に見えるのかなと思います。余り早過ぎず、ファストリトリーブより、スローリトリーブくらいのほうが雰囲気はよいですね。

強めにジャークするとグっと入りますが、フローティング性能強めなのですぐにポコっと浮いてくる。ショートトゥイッチをすると追われた小魚が何匹か表面に飛び出すような動き。

少し浮き気味になるので、ソルトで使うなら0.4〜6g程度をバランス配置したほうがいいかなーという感じでした。

また、これ自体は実はオフィシャルでシーバスの釣果も上げてます。

ちょっと高いのが難点ですが、余り人気がないのか、フリマでちょっと安く買えたりするのでタックルに1つあると楽しめるルアーかなと思います。