BlueBlue ジョルティの悪魔合体
大人気ジグヘッドワーム、BlueBlueのジョルティ。
年明けから大量に出荷があったようで、ECにも少しづつ在庫があり、またフリマアプリには在庫が溢れてますね。手数料と送料引いたらほぼ原価割れみたいなのもある感じですが手は出しません。
さて、それはさておき、去年出荷されたときにヘッドだけは手に入れてたんですが、ちょっと買い損ねてて本体のワームが足りず。
個人的にジョルティはヘッドが90%、ワームが10%くらいの比率で、ヘッドが最高にいいと思ってます。
やはり重心移動ヘッドというのがとても投げやすいんですね。ワーム付きなのにアホみたいに飛ぶ。
若干フロントフックがエビりやすいなと感じますが、こちらはワームに引っかけておけばトラブルレスになります。
それで、ふと「他のワームつけたらいいんじゃね」ってことで、魔改造してみました。
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悪魔合体ジグヘッド ジョルトの作り方
材料
BlueBlue ジョルティ・ジグヘッド(15〜30g)
ECOGEAR バルト(4inch)
作成手順(1)頭を落とす
バルトの頭を落とします。だいたい1.5cmくらい。下から見るとちょうどエラの造形の△の前方頂点あたりになります。
ただし、ヘッドであわせると若干お尻が突っ張る感じになるので、リアシルエットを重視するなら1.7mmくらいがいいかもしれません。
ジグヘッドを当ててどちらが綺麗に納まる方がいいかを選んでカット位置を決め、ジグヘッドと密着する断面が斜めにならないようカットしましょう。
作成手順(2)横穴をあける
まずは横穴をあけます。バルトはわりとサクっと切れる系のワームなので、裁縫用目打ちでも竹串でもなんでも穴は空きます。
このとき、水平・垂直・深さに注意しないといい感じに仕上がりません。
ちゃんとワームの中心(実際にはジグヘッドについてるバー位置なので中心よりほのかに上)を貫いてください。
作成手順(3)斜め穴をあける
ジグヘッドをあてて、後ろの軸が抜ける斜めの穴を開けます。これもセンタリングに注意です。
横穴と連結するとスっと軽くなるのでそこまででOKです。
作成手順(4)ジグヘッドを通したら完成
バルトはフックスリットがついているため、さらに穴をあけている状態で無理矢理差し込むと結構モロいです。
スプリットリングはつけたまま差し込めますが、ジグヘッドにワームを刺すときのように、曲がるところをしっかりと支えて通してあげる感じで入れると綺麗に入ります。
通したらネックを整えて、フックを取り付ければ終了です。気になるならフックスリットは瞬着で固めてしまいましょう。
これで「ジョルト」の完成です。
ジョルティとジョルトの違い
工作だけして実釣してないのですが、ジョルティとジョルトの大きな違いは、体高とテールの柔らかさになります。
ジョルティは比較的スリムなイワシスタイルですが、ジョルトはバルトのシルエットになりますから、サッパ/コノシロのような若干体高のあるようなシルエットになります。
また、ワーム素材の違いから、やや硬めでもちのいいのジョルティから、ぶるんぶるんのソフト系ワームになります。
バルトのテールはほんとぶるんぶるんです。めっちゃ柔らかい。動きはかなり変わるかと思います。アピール度としてはかなりいい感じになるのではないでしょうか。
ただし、その結果、恐らくワームの持ちは若干…どころか、おそらくかなり悪くなります。
また、シルエットは大きくなるので、キャスト性能は下がるかと思います。
バルトは大きさの割に浮きます。そのためフォールはキッチリと頭から落ちる形になり、テールはその柔らかさからかなり揺れるかと思います。フォール時の誘い性能はUP!(…してるといいな)
ワームの交換に現地で作るのはちょっと手間になりますので、交換用バルトを作っておくとよいかもしれませんね〜
似たようなサイズであれば基本的には同じ手順で悪魔合体できます。
首回りの径があまり変わりすぎず、リアフックのお尻の穴になるあたりに太さがあって、強度がとれる大きさのものなら問題ないかと思います。
3.5インチ+8gヘッドにつけるのもいいかもですね。
また、他にも同社のパワーシャッドは太さ的に5インチあたりかな…。ケイテックのスイングインパクトファット、フィッシュアローの7インチFLASH-Jあたりもちょっと楽しそうだなって思ってます。
皆さまもよかったら是非!