21 アンタレスDC HG LEFTの襲来

えいやー!

みなさん。えいや。してますか。(長嶋顔)

サーフで使うリールをずっと悩んでまして、選ばれたのは… 私として初のシマノ機であり初のDC搭載であり、いきなりフラッグシップモデルの21 アンタレスDC HG LEFTでした。

XG一択!みたいな流れの中、何故HGかというとギア比的にはXGと巻き量の差は一巻き5センチしかなく、また、クランクベイト好きとしてはこちらも楽しみたいと考えるとギアは低めのほうがいいですし、中庸をとりたいといったところですね。

また、ハンドルが短い84mm。XGは90mmで、90mm〜95mmのロングハンドルカスタムによるさらなる疑似ローギア化の余地があるなーと思ったから、というところです。

しかし、マイ誕生プレゼントとして、こんな高いのいいのかとは思いつつ、結局、なんとか払えるのに、高い事、安く済ませる事を理由に別のものを買ってもきっと後悔と不満が残るだけですから、欲しいやつを買うことにしました。

ほら、彼も言ってるじゃないですか。

  一番いいものを頼む  

なんだかんだ割引きクーポンやPayPayのキャンペーン重ねがけ使えたので表示価格から5%OFF+20% ポイントくらいでした

楽天も微妙にポイントキャンペーンが弱くなってる中、釣具を買うならYahooショッピング、PayPayモールでの購入がやっぱりかなり強いですね。

ということで、フラッグシップモデルだけにレビューはもういくらでもありますし、いつも通り文字数だけはやけに多い選考ネタです。

機種選考

候補としては、21 スティーズ A TW HLC、ジリオンHD TWのロックフィッシュ用エクストラハイスピードカスタム機のHRF SONICSPEED、21ジリオンSV TW、18アンタレスDCMD、21アンタレスDC、17エクスセンスDCでした。

DAIWA ジリオンSV TW XHL

ジリオンSV TWは34mmスプールで、すごく魅力的な機種なんですが今回の目的と34mmスプールが合致せず、できればもう少しスプールが太い方がいい…ということで除外。

DAIWA スティーズA TW HLC

スティーズはスプールの互換性と村上氏のキャストの動画を見てなんとなく「あれ、二段階ブーストかけるのにメカニカル締め込んでいくのか…」、だったら1段目のブレーキの残りをより長く残すようなバネレートにしとけばよかったんではないかな…。という微妙な違和感というかがあったので除外。

SHIMANO 17 エクスセンスDC

17エクスセンスDCはおそらく早ければ2022SSで22エクスセンスDCとして出てくるでしょうし、そのときに「性格上絶対グヌヌする」から除外。

22待ちも考えましたけど、使いたいときに使いたいじゃないですか。16兄弟のようにおそらく機関の互換性はある程度あるでしょうから、どうしてもならパーツで買うというもも手かな、と。

SHIMANO 18 アンタレスDCMD

残るHRF SS、アンタレスDC、DCMDの3機種は割と悩みました。

DCMDはサーフならこれだろうという気はしたのです。糸巻き量しかり、ユーザの研究により野良進化した、DCカスタムしてつかったときのバーサタイルな変化など。

おそらく予算を考えず、リセールも考えずに買うならアンタレスDCMD+下町スプール+アンタレス(エクスセンス)DCブレーキチューンというのが大正解だとは思いました。

ただ、2年後に新型がくるだろうことはサイクル的に予測はつきますし、リセールも今でもニーズがアンタレスより狭いところにあるのもあって、ポイントバック前提でもリセールは微妙に苦しい値段がついています。

さらに、「下町スプール+別のDCブレーキ」、最悪でもエクスセンスDCのブレーキユニットで、2〜6万円の追加出費。

…追加費用だけで最大アンタレス1台分じゃないですか。

だったら、もしどうしても欲しくなったらその時にまた入れ替え戦でエイヤしたほうが心残りがないだろうということで、惜しくも除外。

残ったのはHRF SSとアンタレスDC。

DAIWA 18 HRF SONICSPEED と SHIMANO 21 アンタレスDC

ジリオンHD TW系の堅牢なボディをさらにハイギアにし、HRFの冠をつけたマグフォースZ搭載のハイスピードリールと、シマノのフラッグシップですから、実はあまり比較対象になりにくい2台だと思います。

HRF SSは専用機ということもあってレビューがすこぶる少ない。きじはたこさんが使っているくらいでほとんどレビューが見当たりません。ただし、逆にいえばきじはたこさんがメインとして使っている事、言うまでもなくベース機が評価の高いジリオンHD TWですから機体としての心配はほとんどないと感じました。

心配になるのは、ベースモデルのジリオンHDがそろそろ古く、ジリオン自体、21でモデルチェンジしており、てことは来年、HYPERDRIVE DESIGNで固めたジリオンHD系がでるかも…くらいです。

21アンタレスDCはいうまでもなくシマノのフラッグシップで、今年のモデルからソルト対応になりました。

もう最大のネックになるのは「価格」ですね。いいのは間違いないんですよ。だからもう引っかかるのはここ…。

無論「ナロースプール」「より太い糸の糸巻き量」あたりは評価が分かれるところで気になりますが、まずは100mキャストができるようになってからの話で、さらに恐らくそれが気になった場合は次のDCMDにいく事になるな、と思って、今はその点は事は考えないことにしました。

最後の決め手は…

この二つは最後まで悩んでて、価格帯がもちろん違うのもそうなんですが、やっぱりダイワのTWSとマグの組み合わせは好きなんですね。

DCブレーキのついてないシマノ機は今のところあまり魅力を感じていなくて、特にベイトフィネス機についてはシマノは眼中になくて、ダイワから移るつもりは全くないんですけれども。

ただ、ある程度の重さがあるものの遠投というと別で、先日のサーフでがんばってみたものの、それを操ってバックラッシュさせずにさらに向こうへ飛ばす腕が今の自分にはない。TWSとマグネットブレーキはすごい技術なのに、そのマニュアルミッション的システムに上手く乗れてないということを感じてしまったためです。

これを強く考えるようになったのはスティーズA TW HLCを検討しているときにみた村上氏の遠投検証の動画で、村上氏が煮詰めたセッティングをアシスタントに使わせたら一発目で高切れという結末があったんですね。

それとサーフでの体験から…マグフォースZで遠投できるのは、それを使い込める人だからなんだ…というのを実感してしまったんです。

目の前にサーフがあって、いつでもいけるような環境ならまだしも、そんなに頻繁にいけるわけではありません。

もちろんキャスト練習は折を見てしにいきますが、メインフィールドはサーフのように周りに気兼ねなく10ft超のロッドを振り、30〜40gのジグを投げるような場所じゃない。

時々サーフにいって気兼ねなく楽しめるのは「オートマチック」に対応してくれるリールだというのを確信したわけです。

といった結果、最終的に21アンタレスDC HG LEFTを選んだ、という訳ですね。

momo
momo

なんかこう、やっちゃった!感もすごくありますが、初のDC機、本当に楽しみです。