Palms Egeria NATIVE PERFORMANCE ETVC-44XXUL レビュー
発注して二日で到着してました。びっくりするほど早かったのですね。
まずは、着弾インプレッションから。
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外観
パッケージング
幅のある竿袋に入ってます。これでも折りたたまれていて2気室ありますが、輪ゴムでまとめて1気室にまとめたほうが取り出し時に事故はおきなさそうです。
グリップ
ロッド
ロッドはセンターカット2ピース。バット側1つ、残り6つとトップガイドに分かれてます。
おそらくバット側2つは傾斜してるのでダブルフットのKガイド、前はシングルフットのKガイド4mmですかね。4mm。妥当なセッティングですがやっぱり小さいですね。
もうちょっと大きいだけでリーダーの抜けがよくなるのですが。
キャストインプレッション
いなぷーにいって投げてきました。流れるプール側に陣取ったのですが、斜めに投げないとほんの4m程度しかなく、手持ちにいわゆる縦の釣り、フォール系のスプーンは一つも持ってなかったため、斜めに投げる覚悟を決めた以降のアタリはでるも釣果はなくといった感じでした。
設定は月下美人Air TWにアプラウドのトラウトリミテッド8lbとPE0.5号で、メカニカルはゼロポジション。
写真とってくるの完全に忘れてました。
1.5gのスプーン
加減に近いスプーンを持っていなかったので、重さはここから。
１ヒロちょいのリーダー＋1色くらいなので恐らく10mないくらい。場所と4.4ftと考えれば十分でしょう。
ロッドに慣れて、ラインシステムをもう少し弱くすればあと5ｍくらいは稼げるかなと思います。
2.2gのスプーン
もちろん問題なしです。やっぱり扱いやすいのはこのへんですかね。
3g前後のクランクいろいろ
表示上限に近いところですがキャストは快適そのもの。
思ったより引いてティップが入りすぎるようなこともなくいい感じに引けます。XXULなの？って感じ。
4gのスピナーベイト(ima アデリー)
ロッド上限超えてますが、全く問題なくサクサク飛びます。
場所の都合的に本気で投げられないくらい飛んでました。(逆に力を抜いてサクっと飛ばせるので、アキュラシー側のキャストがしやすかったです）
本気なら20mは十分飛ばせるかなーと言う感じです。とはいえBluecurrent 69/Bならより上を狙えますから、シングルハンドの4.4ftなので射程距離はそれなりですね。
4g しらすPシングルフックチューン
ダイワのメバル用ダブルプロップベイトです。シングルフックチューンなので4gは切っているかと思います。全く問題なし。
コレで釣りたかったなー第一弾。見向きもされませんでしたがｗ
もちろん問題なくキャストできます。
4.5g ローリングベイト48ブレードチューン
トレブルフックからシングルに替えてるので、48mm/4.5gよりやや軽いところです。もちろん問題なく扱えます。
コレで釣りたかったなー第二弾
感想
XXULとありますが、ダルンダルンもしておらず、感覚的にはXUL〜ULくらいかな。Bluecurrent III 69/Bよりは曲がりやすく、近距離戦での軽いモノは圧倒的に投げやすいですね。一方で比較すれば飛距離は出ません。
近距離戦の場合、Bluecurrent III 69/Bはある程度はしっかり入力してブレーキで抑える形にしないと、逆にトラブルが起きやすいなと感じてたところですが、44XULは近距離なら元からそのレングスから飛距離がでないのもありますし、ゆったりとはじき出すのでライントラブルは起きにくいです。
話はそれますが、Bluecurrent III 69/Bはベイトフィネスのベンチマークロッドといえるくらい優秀なロッドなんじゃないかと感じました。
グラスらしいキャストタイミングの広さもあります。ブレーキセッティングをきちんと出していれば派手なトラブルにはならないですね。
キャストレンジは 0.8-3.5gですが、5gくらいもスパッと投げるとヤバイかもしれませんが10mくらいのピンを打っていく感じなら問題なさそう。
オープンフィールドで4.4ftの出番はないでしょうし、出番となる小場所であれば表記的には〜5gくらいだと思ってもいいかなーという印象です。もちろん表記の3.5g以上は自己責任です。
ネイティブ向けのロッド故の4.4ftの長さは長所も短所も持ち合わせていますが、それはそれ、面白いロッドだと思います。
価格も案外リーズナブルなほうなので、ネイティブ向けとして売られてますが、エリア向けのベイトフィネスロッドの候補としてもオススメです。
