(momo式)ベイトスペーサーシステム・試投(第3回)

今回は月下美人Air TW+RAYsロングキャストスプールに2号/1号でテーパーを組んでFishman Beams LOWER 8.6Lでのキャストをしてきました。

テストシステムとタックル

ロッドはFishman Beams LOWER 8.6L、リールはダイワ月下美人Air TW+RAYs Studio ロングキャストスプール固定マグ使用

スペーサーPE2号、メインラインPE1号のシステム。リーダーはカーボナイロンの5号20LBを3ヒロ。

エモノは18gのメジャークラフトのバイブレーション、ローリングベイト77、シャルダス14あたりです。

今回の雑感

飛距離的なセッティングとしてはスペーサー区間を長く取り過ぎた。元々50mほどが上限かつスプールの持つウェイトのキャパシティから逆算するとスペーサーはあと5m〜10mは短くてもよさそうな感じ。

15g以下の場合は垂らし長めにとって遠心力で投げるとブレーキ10〜12くらいでトラブルレスでめちゃ気持ちよく飛ぶ。ローリングベイト77の糸放出で47〜8mくらい。

基本的にはロングキャスト向けのラインセッティングだなーというのは再認識。

月下美人AIR TW/RAYSのキャストで安定するのは15gくらい

15gならスペーサーのPE2号どころか、PE 1号でも全然扱える重さですが、PE2号はこのあたりのルアーで使われやすい8〜10番の細いフックなら曲げて回収できる強度なのでやはり安心感が違いますし、結果根掛かりとかも割と恐れずに沈めきれます。

28mmスプールとしては10gから上は重すぎるので、ウェイトが増えるほどオーバーランバックラッシュが出やすいので結局ブレーキは閉めてた方が飛ぶ。

それ以上だとちょっとスプールのオーバーランがキツすぎる上、スプール径が小さいので浮き上がりからバックラッシュまでの速度が速すぎる。避けようとするとブレーキをかなり締め気味にする必要があって飛距離がスポイル気味。

このバランスがギリギリ保てるのが15gかなーといったところ。

まあ、この15g〜の重さならアンタレスDCのほうがずっと扱いやすいですね。

ちなみに魚影はベイトを含めて1匹も見ることなく、釣れたのは根掛かりしてたルアーだけでした。お掃除お掃除。