24 アルファスBF TWはアルファスのフラッグシップか?!
24 TATULAが出てたらしくて(遅い)、どれどれと新製品を見に行ったら、むしろ気になったのはこちらの24アルファスBF TWでした。
ちなみに、24 TATULA SV TWはもう鉄板のTATULAです。前の20 TATULA SV TWは私が最初に触ったベイトリールで、とてもよいモデルだったと思います。
新作はTATULA80のボディにSVブーストですし、ベイトリールのエントリモデルとしてはベストバイといっていいかと思います。
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なんとAIRじゃない!BF!
ベイトフィネスモデルは「AIR」と来ていましたが、どうも28mmスプール機をAIRと定義しているのか、なんとこのモデルは30mmスプールで「BF」というネームになっています。
スティーズCTのボディを使った28mmスプールのSS AIRに対して、こちらはアルファスをベースとした30mm SS MagforceのBF機、という位置づけのようですね。
いずれスティーズのボディをベースとしたスティーズCTの後継(BFかな?)も出てきそうですね。
ULTIMATECASTING DESIGN搭載
SS AIRになくてアルファスBFにあるのがこれ。
24スティーズから実装された新しいダイワのテクノロジーラインナップ「ULTIMATECASTING」で、そのうちアルファスBFに搭載されているのはこれかな?といった感じ。
ULTIMATECASTING ZERO ADJUST
24スティーズで賛否のある「メカニカルブレーキはもういじらない」であるULTIMATECASTING ZERO ADJUSTです。
これはゼロセッティング出すのがよくわからない人には朗報。一方で「あ、ここは足りないからメカニカルちょっと閉めてマグネット側を緩めたい」って場合には困っちゃいますね。この辺りは使ってないのでどっちがいいのかはわかりませんが、この状況でもし安全の標準セッティングを取るなら、マグネットはやや強めかもしれないな、という印象はあります。
その他、気がついたところなど
アルファスと言うことで、ボールベアリングは6/1です。
ハンドルノブ、ウォームシャフトはなし。ただ、必要なところには十分入ってるという印象です。正直ハンドルがスピナーのように回る必要はないですし、ウォームシャフトはメンテナンスが自分でできないなら不要かな、と思います。ノブのベアリング740ZZは、安く買えば4つで800円程度ですから、気になる人は買いましょう。
その他には、今回は最初からドラグ引き出しクリックがついておりますので、これはうれしいところですね。
24アルファスBFの出しどころ
元はブラックバス向けではありますが、ちゃんとソルト対応になっているので、むしろ出番はおそらくチニングでしょうかね。後はライトソルト、ベイトエギング、5g位を中心とした渓流系などでも良さそうです。
ダイワにはチニング用としてシルバーウルフ SV TW PEが出てますが、コンパクトなアルファスを愛用する人も多く、軽量コンパクトにメリットを求める人には上位機種として魅力になりますね。
欲しいか欲しくないかでいえばいつでも欲しいところですが、最近の釣行を考えると手持ちのラインナップで問題が全くない…というところで、実売は4万円を超えてくる価格帯ということもあり見送りかなーといった感じです。月下美人AIR/月下美人RAYS/アベイルバンタム/23 DCMD/TATULA300で、PEの太さ≒ルアー重量のセッティングなので、現状はだいたいまかなえてしまうんですよね。
むしろ出たら欲しいのはIMZの二世代目かな…。IMZ専用のよりシャローでライトなモデルが出てくれるとうれしいなあなんて思います。