ひそっと出てた22エクスセンスDC

なんかリリース合ったっけ…?くらいひっそりと出てました。

ボディは見るからにわかりやすく21アンタレスDCベース。ハンドルはXGと同じかな? 

アンタレスDCとの大きな違いはスプールと糸巻き量とエキサイティングドラグサウンドでしょうかね。

スペック表は以下の通りです。

型番ギア比最大ドラグ力(Kg)自重(g)スプール 径(mm)/幅(mm)糸巻量フロロ(lb-m)糸巻量PE(号-m)最大巻上長(cm/ハンドル1回転)ハンドル長さ(mm)ベアリング数BB/ローラ―夢屋ハンドルノブタイプ夢屋ハンドルタイプ本体価格(円)
XG RIGHT7.8523037/1912-130,14-95,16-851-365,1.5-255,2-180914511/1ABH-180,200円
XG LEFT7.8523037/1912-130,14-95,16-851-365,1.5-255,2-180914511/1ABH-180,200円

これを見る限り、スプール幅/径に差はなく10g重くなっています。ドラグサウンド関連で純増10gってことはないと思いますので、もしかすると他にも変更点ありそうです。ブレーキの磁石とか?

また、恐らくギア比からしてXGと同じギアを使っているのであれば、アンタレスDC(XG)のドラグサウンドチューンで部品取り寄せでポン付けの可能性もありそうです。

糸巻き量の謎

PEで1-365、1.5-255、2-180。正直、シーバスでこんな糸巻き量いらない…と思うんですよね。パンパンに糸巻く人にとってこの糸巻き量はむしろ邪魔。

と考えると、少し太めの2号~2.5号ベースのメインラインでの運用なのかな…。

細糸大好きな人には不満がでそうですね。

一方で太糸で3号で100m超、4号までかなぁという感じで、5号、6号あたりのとなると微妙に心許ないですが、近距離戦メインなら…といった量。

初期高切れ対策にスペーサー組んで半分の号数で糸巻き量をカバーしたいかなぁといったところもあります。

ただ、シーバス向け?といわれると、やはりメインは8〜12cmくらいのプラグ、8〜22g(+ワーム8g)くらいのジグヘッドワーム、20g前後までのバイブレーションで、オカッパリ100m未満一つのボーダーでしょうから、このエクスセンスDCという機種のポジションがちょっと宙ぶらりんな感じに思います。

次のDCMDがスプール径・幅を引き上げ、よりタフなDCを搭載した以前よりもさらにパワーゲーム向けにふったとすれば、現状のDCMDのポジションを兼ねさせるエクスセンスDCのポジションは理解できますけども、ちょっと謎ですね。

アンタレスDCとの棲み分け

上の理由もあって、アンタレスDCとどっちを選ぶかと考えると、ドラグサウンド・ギア比・ボディの仕上げ。このあたりでしょうか。

また、エクスセンスチューンは前回もPEにしたときの違いを含めてありますので、PEメイン・ベイトで細糸は使いたくない方にハマると思います。また、BBも扱いつつ中型プラグまでやりたい人にもいいですね。

専用セッティングには飛距離等もちろん劣りますが、ロングリーダーでリーダーそのものを細糸のときと同じ程度にすれば、ある程度はカバーできますから。

実売と買うかどうか

私がもし今買うならエクスセンスDCかってると思います。

が、買い替えるか、買い足すかというと悩ましいですね。

価格はアンタレスDCの現状価格同様、おそらく実売で7万円台でしょう。各種キャンペーンガッツリ使って5万円台で買えれば御の字。価格怖い…。

予約で買うのでしたらPayPayモールのキャンペーン盛りで釣具のポイントを利用するのが一番かなと思います。だいたいキャンペーンガッツリ重なって最安値になります。

追記:
釣具のポイント@Paypayモールさんの予約が始まってました。各種キャンペーン・クーポンと組み合わせると60000円以下くらいまでは狙えます。活用してみてください。

2022 エクスセンス DC