Megabass 2023 NEW PRODUCTSで気になるもの
フィッシングショーも花盛りですが、Megabassから気になるものがいろいろ発表されていました。
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IxI FURIOUS
メガバスのIxI FURIOUSシリーズ。0.5と1.5が準備されているようです。IxI SHADと同様、今江×伊藤ルアーシリーズとなります。サイズは64mmに1/4oz
特徴はウォータースルー構造。
ITO-HYDRODYNAMICS TECHNICAL WATER STREAMING (PAT.)
ウォータースルー機構がもたらすハイドロダイナミクスによって、アクションやレンジを革新的に制御。 リトリーブ時、頭部のインテークから取り込まれた水流は、ボディ内で加圧されて流速を速め、アクションのハイピッチ化と直進軌道のスタビリティを格段に向上させています。
https://www.megabass.co.jp/site/products/ixi_furious_15
エラ下に設けた二つのウォーターダクトから水流を下方へと排出、ボディに浮上方向への揚力ベクトルを発生させ、ルアーを一定レンジで長距離維持。
LBOのロングキャスタビリティによるリトリーブの長距離化とハイギアリールの高速リトリーブ化によって生じていたオーバーレンジのダイビングベクトルを、過剰水流の排出による減圧で相殺。軽快な巻き心地と一定層に張り付いているかのような高いスタビリティを発揮し、スーパーシャローを長く保持した超・高速巻きの釣りを実現しています。
このルアーの特徴は「デコから水を受ける」というところで、デコの穴に前傾姿勢で水を受ける事で、エラに水が抜けていきます。これにより引きストレスの軽減に加え、過度な抵抗を水流として逃がすことで、過度な潜り込みを防ぎ、引き姿勢が安定するというもののようです。
いわゆるシステムクランクとして、狙ったレンジを着実に引ける、ということでしょうか。
ということであれば、0.5、1.5の他に2.5、3.5まで欲しいなーという感じですね。また、この構造は本来大きなクランクほど恩恵があるはずなので、より大きなサイズ展開もありそうです。
もちろんLBO IIは搭載。キャスタビリティも間違いなし、といったところ。
サイズ感的にはチニングにも最適なサイズですし、ソルトシーンでもしっかり出番がありそうです。
SPINE-X 190
マルチジョイントの190mmクラスのビッグベイトの新作になります。
特徴はやはりLIVE WIRED SYSTEMでしょう。
LIVE-WIRED-SYSTEM(PAT.P)
形状記憶チタン製のワイヤーをベイトの背骨(スパイン)として機能させる画期的チューニングシステム。状況に応じて、挿入ワイヤーの本数、線径などを組み替えることでボディアクションをリアルベイトの弾性に富んだリアルな泳ぎへアップデート&チューンができます。独立した部位が各々動いてしまう連結ボディに自然な張りをもたらし、硬骨魚類が背骨と筋肉によって推進する本来の遊泳形態をリアルに再現。クリアレイクにおいてジョイントルアーを見切った百戦錬磨のモンスターを高確率でバイトさせた驚異のシークレットチューニングがついに解禁。
https://www.megabass.co.jp/site/products/spine-x_190
実はジョイント式のソフトベイトに形状記憶チタンで背骨を作ると楽しそうだなとか思ってたんですが、まさかまさかのハードベイト。
確かにジョイントはその形状でアクションさせたときの角度をキメることはできますが、どうしてもその「戻り」みたいなところは再現できません。そこについて樹脂弾性ジョイントを使う事で一部再現したのはガンクラフトのジョインテッドクロー183 SHIFTかなと思います。
こちらはチタンワイヤーを一気に通すことで、全てのジョイントをマネジメントしています。全てのジョイントが一定の角度を保ちつつ円弧を描き、また「まっすぐに戻る」事を目指しているように思います。
これは実際の魚の動きをみていてもそうで、ぐっとアーチを描いていても、その後の静止状態になれば「シリビレより前はほぼまっすぐ」なのです。そんなところを再現してるのかなーという印象を持ちました。
早く実際のスイムを見てみたいなーと思うところですね。
ソルトでも絶対活きるので、ソルトモデルもでてこないかな…( ˘ω˘)