フィッシング新製品、2025SSで気になるもの(逐次更新)
2024年も終わりにはダイワの2025SSも発表されはじめてきました。最近は超目玉以外は、話題性の担保と来場モチベーションを高めるためか、年明けのフィッシングショーを待たずに公開されるパターンになってきましたね。
ということで、一通り出るまで逐次更新の気になる新商品健忘録リストとなります。
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リール
DAIWA スティーズ リミテッド CT SV TW
【公式サイト】
スティーズCTの新作、リミテッド扱いということでお値段がリミテッドしてますね。30mmスプールを抱えたスティーズCTのポジションですが、アルファスBFと違いSS MAGFORCEではなく、SVブーストのようですね。この辺りが味付けの大きな違いになりそうです。
買うか買わないかというと「買えない」かな( ˘ω˘ )30mmって出番が少ないので…。
SHIMANO 25アンタレス
きました25アンタレス。本流である37mmのアンタレスということで、3代目、10年を超えてのリニューアルということになりますかね。
クッソめんどくさそうな美しいボディラインに、レベルワインダー周りの深化、MGL4と着実なアップグレードと、初代を彷彿とさせる「制御する楽しみ」がコンセプトのようです。
モビルスーツに例えるなら…そう、まるでケンプファーですね!
ただ、一点残念だなぁと思うのは、今回遠心ブレーキにさほど手が入らなかった事です。完成されたものではあるのですが、25アンタレスで進化しなかったということは、この先もなかなか進化が難しいのかなぁ…という感じはしますね。
SHIMANO 25アルデバランDC
ちょっと驚きのアルデバランDC。そもそもシマノに30mmスプールはなかったというのも全く気づいてないポイントでしたが、その上で30mmにDCを合わせてきたのはチャレンジーですね。しかもDCなのに150g。不思議。
スプールはDCのマグネットついちゃうんで、22アルデバランの29mmスプールが6.7gほどということで、肉抜きの少なさ含めておそらく+2gほど、10gのほうに近いくらいのスプールになってしまうでしょうから、いくらMGL4だといってもガチンコのベイトフィネス向きではないかなーと思います。そこはアルデバランBFでやって、その上のゾーンとメタニウムDCの間、といったポジションになりますかね。
価格はオンライン価格で4万円後半ほど、最初から全力で割り引き入ってきてますね。悪くないんですが、スプールが軽量で数千円から1万円ほど安くなる25アルファスBFとガチンコなので難しい機種ですね。
ロッド
ハートランド リベラリスト
【公式サイト】
スピニングの番手に「803MLRS-25、863ML+RS-25」が追加されました。
それぞれ8ft、8.6ftのモデルとなりますね。今回はRSSからRS、レギュラースローからレギュラーになっています。スローテーパーよりのロッドは投げるのに曲がりやすく、かけてしっとり曲がるので楽しいので楽しいんですよね。
どちらもバーサタイルど真ん中といった感じで、何に使っても楽しいだろうなぁと思わせてくれます。スピニングで買うならハートランドリベラリストの他、2025年に追加になるヤマガブランクスのBluecurrent Wizyあたりも気になる子ですね。
ヤマガブランクス Bluecurrent Wizy
【公式サイト】
ついに、やっと。マルチピースのヤマガブランクスロッドがちゃんとマルチピースロッドを出てきました。ライトゲーム用の4pcピースで、スピニングで610、710、810、スピニング、ベイト共通ブランクスの72と72Bという設定でリリースされるようです。
さすがにBluecurrentの2pcよりは固め…といった感じですが、ラインナップも悪くないですね。スピニングなら810かな…。ヤマガの欠点らしい欠点といえば、ガイドをもう1番手上げてほしいところですかね。
また、個人的には仕舞寸法考えると8ftに近いモデルは5pcがいいです。
Tailwalk OUTBACK [’25 MODEL]
【公式サイト】
可変長マルチピースモデルがOUTBACKがラインナップされました。
トランスセンデンスをインスパイアした感じいっぱいですが、価格帯もだいぶお手頃ですね。Tailwalkなら実売2万円レンジかな。
ただ、個人的には欲しい番手はS68/84ML-P6.5くらい、かな。それもパワーは68/84L+かLMLくらいだったらよかったかなーって感じ。他の番手は逆にマルチピースである以上の魅力はそこまで感じませんでした。
マルチピースは今期メジャーメーカーのトレンドになってるので割と豊富。前述のヤマガのWizy、シマノのUNFIX、キャプチャー、ダイワのスワッガー。少し前にはなりますががまかつのパックスタイル。もちろんトランスセンデンス、モンスターキス、ボンバダなどなど、選択肢が増えたから、というのはありますね。
ルアー
DAIWA スティーズクランポ
【公式サイト】
バド系のテールにポッパーが直結された色物系ルアー…といった感じでしょうかね。
ポッパーの後ろにポッパーつけるくらいの色物でもよかったのではないかなと思いますが、チヌトップで使えるんじゃないかなぁと思っております。
リアセクションのベリーアイはフックつけるには近すぎて絡みそうですし、小さめのブレードなりシリコンスカートでもつける感じですかね。
DAIWA アーモンド&カシューナッツ
バス用のルアーになります。アーモンドはペンシル…ではありますが、ティアドロップ型でフロッグに近い動き、カシューナッツは見たとおりウニョウニョする系ですね。
クラシックルアーでこんなのを見た気もします。
バスに効くルアーはだいたいチヌにもいいですし、ウェイトもそこそこあることからライトソルトで結構面白いルアーかなと思います。
SHIMANO ライズジョイント 75F
【公式サイト】
黒田健史氏が関わって作られたチニング用のジョイントポッパーペンシルとのことです。
特徴としては「縦に折れるけど横に折れない」というところ。
これまでのジョイントって基本的には横結合部を縦に2点だったり、前後のボディの切れ込みで縦の倒れ込みを抑制して横の動きが出るというのが基本でした。もちろん、たまに全方位グリングリンするのもありましたし、前述のスティーズクランポなんかはソッチ方面の思想ですね。
一方でこれは写真を見ての通り、縦の動きが出る(しかでない)ようにしてます。リアセクションは縦浮きペンシルのように垂れ下がり(横に折れた方向に傾かないので静止姿勢も悪くない)むしろこれこの先のサイズ展開もありそうだなと感じました。ポッピングカップのないペンシルにこれも面白そうですね
サイズ感にしては重さもちゃんとあるので扱いやすそうですね〜。これは出たらいくつか買います。