涼しい季節とハゼの釣り

やっと、やっと20度台になってきました。と思って油断して思いっきり日焼けをやらかしました。

さて、涼しい季節になって、ハゼもちょっと大きくなって概ね7cmを超えてきて、釣り味も楽しい、食べておいしい季節がやってきました。このあたりだと定番の葛西海浜公園、若洲、運河のような小河川にいくか、江戸川、旧江戸川、中川あたりに遠征するかって感じですね。

ということで、今回は新木場の定番、自販機でジャリメを買ってハゼ釣行に行ってきました。

タックルは「BONBADA Ladrao52+バンタム(アベイル)/月下美人AIR TW RAYS」です。

たぶん、ボンバダでハゼ釣りに行く人は日本でも5人はいないんじゃないんでしょうかね。

さて、釣果としてはこんな感じ。

朝9時半から入って、5匹+小さいクロダイちゃん。

最初サクッと釣れてからはぽつぽつとあたりはある物の掛からず、虚無タイム。昼頃から小さくつけているとあまりそうなジャリメを長くつけ、ハゼのたまり場になりそうなエリアを見つけてからは、当たりはほぼ毎投出ていて、そこから連続。

ただ、長くつけた結果、タラシをかじられるだけのことも多くなり、ハゼもなかなか難しいですね。

今回のテストは「ネガカリノタテ」

試したのは「ネガカリノタテ+ハリス止め」です。

「ネガカリノタテ」とはシマノが出しているチニング用のルアーシンカー、といっていいのかな。元々チニング用に買ってたものを流用しました。

ネガカリノタテのフックを外して、スイベルつきのハリス止めを取り付け、そこにキス用の糸付き針をつけます。今回使ったのはアスリートキスの50本入り7号。

面白いくらいちゃんとネガカラナイ。もちろん、石の隙間にラインが入って引っ張った場合なんかは無理なんですが、牡蠣瀬とかならコンコン乗り越えていきます。短めの投げ仕掛けをそのままつけて投げても十分使えますが、仕掛けは引っかかりやすくなりますね。

とはいえ、これ自体は既にディスコンになってしまってるようなんですけども、ナチュラムでまとめて在庫を買い上げたのか、相当安く売ってるので何かのついでにどうぞ。

なぜ、普通の糸付きのハゼ針を使わないか

これは単純に「ハリスが細すぎる」んですね。

ちょうどハリのサイズでだいたい0.4号とか0.6号のハリスがついてます。

そういった細い糸は何かあれば直ぐにプチプチと切れてしまいます。ちょっと大きめのハゼでも切られる可能性があります。掛かった後に何かに引っかかっても切れてしまいます。

ハゼ釣りなんて、クランクのテールに装着している、PEのアシストフックに食いついてくるやつらですし、なんならブラクリでも釣れるわけですから、ハリスが太糸か細いとかあんまり関係ないんです。

ハリスがプチプチ切れたらどんどん使ってもらえる。後はわかりますね。ですから、1号以上であることを条件に考えるとそれになった、って感じですね。

ハゼつりはいいぞ

手軽さと、掛かったときのパワー感は本当に楽しいですね。今回は最大で15cmくらいのサイズのがかかりましたが、このくらいになると「ゴゴンっ」ってきてなお楽しい。

仕掛けはよくウキづりが紹介されますが、個人的にはオモリで落として釣る、ちょい投げしたり、岩の隙間にスっと落として探って釣るのも楽しいですね。

仕掛けらしい仕掛けは特にいらないのがまた手軽で、ハリス止め付きスイベルと、オモリと、キス用の糸付きハリがあればOK。

アスリートキス、キススペシャルの5〜7号くらい、釣っておいしいのは夏を超えてからですし、6〜7号でいいかなと思います。

あとは、フッ素コート針のほうがささりはいいのですが、ビクトルキスしかなく、さらに糸が0.8号なので今回は除外してます。

ホンテロンの1.2号あたりと、キスリベロII、ビクトルキス、ダイワのT-2あたりかな、フッ素コートされたキス針を自分で巻くのもよいかと思いますね。

餌はジャリメ>イソメ=ホタテ くらいの感じです。ハゼホタテもつれますが、どちらかというと落とす釣り向き、投げて探すならジャリメのほうが強いなーという印象でした。

釣ったハゼは冷蔵庫で干物にして、今回はトースターで焼いて食べます(」’ω’)」おいしい!

ということで、江戸前で釣りを楽しむならハゼが手軽でおいしい!という話でした。