2024 STEEZ SV TWがきましたね

2024SSモデルの情報がちらほら出てくる季節になってきましたが、今年のダイワはショー関係なく、スペシャルサイトで一気にやってきました。

フラッグシップモデル「STEEZ」のフルモデルチェンジがついにきました。

「ULTIMATECASTING DESIGN」という新たなコンセプトを打ち立てての登場です。

動画はいくつかありますが、私が一番注目したのはコレ

何故コレに注目したか。

それは…

「ボディ外装部のビス穴が消えた!」

です。

何だそんなことか…って言われそうですが、まあ、ハッキリ言いますとキャスティング性能の向上は当たり前…といいますか、当たり前なんだけど、

ただ、車で言えば「コレまでより、よりレスポンスが向上し、馬力が増し、さらに足回りのチューニングによって限界性能を引き上げました!」っていわれても、もちろん、よりよくなった性能は薄く広く受けることになりますが…、でもやっぱり…使い切れてないんす。みたいな。

その一方、エクステリアデザインって誰でも恩恵を受けられるわけですよね。

あの穴はデザインとしてはあまり意味を持たない(持たせることが出来ない)、ネガティヴな部分だったと思いますし、エクステリアを「フラッグシップ」としてキチっと仕上げてきてくれたのは嬉しいなあと思います。

あと、地味にあのビス穴、汚れが溜まりやすいので嫌いなんですよね。

さて、本体の機能的な面で行くと…なんと32mmスプールになりました。今までのスティーズで使えていたスプールの互換性を捨てていると言うことになります。割りと大胆にきましたね。

32mmってアルファスのポジションになります。これまで上位リールがなかったアルファスユーザは歓喜って感じですね。

基本的な流れとしては、34mmはジリオンが受け持つと言うことになりそうです。スティーズAシリーズは34mmでいくんでしょうかね?

ソルトでの32mmポジションだと…チニング、ライトソルト、L+くらいのタックルでのバチシーバス、最近いろいろ動きのあるベイトエギングなんかにもよさそうですね。

少し前に出た浅溝スティーズもそうでしたが、ダイワのバスタックルにおいて「ラインキャパシティをより最適化して、より小さなスプールと小さな高剛性ボディとを組み合わせる」という方向性なのかなーというのを感じました。

このポリシーは好みがでそうですが、個人的にはロングキャスト時にラインが出る前提でやや太めのPEを下巻きして、メインラインとしてフロロかナイロンを30〜40mほど巻く。そのラインは5〜10mほどカットするか、何回か釣行したら全交換するという運用はアリだと思うんですよね。

さておき、私が買うかどうかというと、(こないだアベイルバンタム組んだし)今のところ買う予定はないんですが、美しいリールが増えてくれることは本当にうれしいです。