22バンタム・マイクロキャストMB・ライトカスタムはいいバンタム
先日、メタニウムシャローのドライブギアをインストールし、SCSベアリングをスプールに導入したバンタム、「バンタム・マイクロキャストマグネットブレーキタイプ・ドライブギアライトカスタム」を投げてきました。
ロッドはラドラオ52。7gほどのシンカーでのフリリグチニングと、おまけに持って行ったルアーでいろいろです。ラインはPE1号に20LBのフロロリーダーです。
釣果は…。
使用感
全体としてはほんの10gですが、全体重量とドライブギアが軽くなった事で、タックル全体としてライトリグとの相性がよくなった感じです。ドライブギアが軽くなった事による巻き感は軽くなったものの、弱さを感じるわけでもなく、よほど引きの重いクランクでなければ差はわからないかな〜くらいです。
しかし持ち感は軽快。
バランサーも操作の違和感を感じることなく、ということはバランスとしてはうまく機能してるのかなと思います。ただ、正直、施工前施工後の同型2個準備しないとわからんやつですね。
あわせたのがラドラオなのでロッドとのバランスはもちろん良好。次回はLower8.6Lとあわせてみますが、考える必要もなく快適だろうなと思ってます。
フリリグ 7gシンカー＋2.8inchワーム
7gのタングステンシンカーに2.8inchクラスのワームを入れ替え戦。
きもちよーく飛びますね。チニングのウェイトレンジに調整したので本当にいいかんじに仕上がってます。
マイクロザリバイブ（7g）
かなり軽快にキャストできます。もう少し下でも扱えますね。
ザリバイブ自体、ソルトでもっと評価されていいルアーだよなーと思いながら投げてましたら、突然「ヌ」っと重みが載り。根掛かりかな？ いやでもほどよく動きは立ち上がってたよなあ。と思ってると、どうも湾奥のアレが釣れてしまった模様。そうおそらく「アカエイ」。
せっかくなのでやりとりしてたんですが、動いてはいるのでアカエイなのは間違いないものの全然寄ってこず、強めに寄せようとしたらスナップのノットが甘かったようでそこからラインブレイクしてしまいました。厳しい。仕方がないので買い足しました。
ナレージ55（12g）
言うまでもなく余裕です。ただ、12gと考えるとちょっと飛ばないほうにはいるのかな。
立ち上がりがザリバイブよりも遅い（巻き速度がいる）ので、HGでのんびり巻いてると気づくとつい〜っと泳いでたりしますね。むずかしい。
これはもう少しキャストの距離がとれるLowerのほうが相性がよさそう。
SCSベアリングについて
今回SCSベアリングの使用感も試してきましたが、確かにこのベアリングはよいですね。
回転を阻害されてる感じはなく、かといってオーバーランもしない。大径小玉ベアリングになるので、マイクロベアリングにスペーサーを装着しているような回転数の高いうなり音もなく、セラベア系のようなノイズもない。狙ったところにうまく収まってる感じがします。
もしかするとこのベアリング、可変マグか遠心ブレーキの特性をより活かす仕様かもしれません。シルバーウルフ SV TWあたりとの相性とか凄くよさそう。
アンタレスDCMD用と、月下美人の小さいサイズのほうも開発中とのことなので、出たら追加しようかな。
キャストの練習もかねて。
柵の向こうでのフリップやスパイラルキャストを練習してきましたが、なかなか難しいですねぇ…。
動きも制限がある、水面は叩かないものの、手前側はぶつかるモノがたくさんあるので曲げこむのに躊躇してしまう。
よくある肘曲げではやはり手前に曲がることに萎縮し、護岸から距離をとろうと腕を伸ばせば形が悪く、一方で、コンパクトにすると飛距離はお察し、柵と護岸から離しつつ、竿先の曲がりを一番おいしく使える投げ方を練習しないとなかなかむずかしいですねぇ。
よいリールに仕上がりました。
22バンタムのカスタムですが、大分よい仕上がりになったかなと思います。
特にドライブギアチューンは使用感がグっとよくなるので、メタニウムよりバンタムが好きな方には特にオススメです。