スピニングリールの釣行後〜日常メンテ

釣りの後、スピニングリールの基本的なメンテ方法を載せておきます。基本的には前に書いたベイトリールと大差はないです。

帰ってきたらまず洗う

ドラグをキッチリ締める

まず、ドラグをキッチリと締め切ります。水が入ると乾燥しにくいので気をつけてください。

水を溜め、突っ込んで10秒程度ガンガン回す

溜めた水につっこんでガンガン回します。ガンガン回します。飛び散る水におののきながらガンガン回します。

ボディーを布などでぬぐう

水から出して、ボディ、ハンドルバーなどを濡らした手ぬぐいなどで拭き洗いします。

ぬぐった部分をドボンしてゆすぎ、スプール側だけ突っ込んでガンガン回す

もう一度ドボンしてゆすぎ、回転部分だけ突っ込んでガンガン回します。これで概ね洗浄終了です。

水を切る

とりだしたらハンドルで空転させて水を切り、キッチンペーパーなどでおおざっぱ水を拭き上げます。

洗い終わったら注油する

マグシールドが関わらない部分だけ注油してください。ラインローラーにマグシールドが入ってる機種は不要です。マニュアルに注油部分が書いてありますのでその部分だけで十分です。

リールメンテナンス用オイル、うちの場合CKM-001をブシュっと吹き付けます。

こちらのオイルは水置換性があるので濡れててもOKです。隙間に吹き付けペーパーで余分を拭き取ればOKです。

リールメンテナンス用のオイルならなんでもよいのですが、クレ556とかはべたつきが出るのでダメです。

ラインローラー、ベール稼動軸、ハンドルノブに注油する

CKM-001は水置換性(水を浮かせて表面と馴染む性質)があるので濡れたままでこの作業ができ、水が抜けにくい場所でも使ってしまうほうがデメリットが小さいです。また防錆性も上がります。

ラインローラーは注油したら綿棒で馴染ませる。ベール可動部は何度か動かして馴染ませる。ハンドルノブは回して馴染ませる

それぞれ余分のオイルは拭き取ってください。

また、このときにベールアームもついでにサッとオイルで拭き上げてます。

ドラグを緩め、乾燥させれば終了

ドラグを緩めて風通しのいいところで乾燥させれば終了です。

スプールシャフトも様子をみてグリスアップしておくと良いです。

軽くドライヤーかけてフレームに熱を持たせてあげると乾燥がやや速くなります。よほど当て続けなければ概ね問題ないです。

毎回のメンテナンスで調子はGoodです

釣行後、洗う、基本的な注油をする。この2つだけでトラブルも激減します。ライントラブルに関してはこのメンテナンスを取り入れてからかなり減りました。

ちょっとしたメンテナンスで好調を維持して、釣行中の快適な釣りに繋げましょう。

時々やるメンテナンス

簡易分解メンテナンス
  1. ラインローラーを分解してパーツクリーナーで洗浄、細かなゴミをとってからオイルアップをし直して戻す。
  2. スプールシャフトをグリスアップする

この2点くらいです。メインのギアについては、毎釣行後の洗浄メンテナンスをしていれば、よほどのことがなければ手を出す必要は特にないです。

ラインの逆ヨリ付け

5〜6釣行したら、高速ラインリサイクラーでラインを回収してから、ヨリをとるLumaで巻き上げて逆ヨリをつけてまき直してます。