誰も知らないビッグベイト
205mmクラスの新しいビッグベイトを手にしました。ウェイトは40g弱。
ジョイントにテールがワーム…ブルージュ…?
いいえ、違います。
アリエクのパチモン…?
いいえ、違います。
正解は…
ADUSTAのクローラーベイト、フォースミックスからハネをとったものです。
このクローラーベイト、クローラー界でも正直かなり不遇な扱いを受けていて、ハッキリいうと「ハズレ」扱いになっているかなぁと思います。
界隈ではやはり「でっぷりとした羽根モノ」ようはダッジやアベンタクローラーのようなスタイルで、ラトルやスイッシャーなど、アピールが強いものが基本的には好まれるようで…動きはいいんですけど、ハネ以外のアピールは弱めです。
スリム&ロング系のクローラーはガンクラフトが手がけるジョイクローラーですら苦戦しているような感じは受けます。
そんなこんなで、フォースミックスはよく1000円そこらで投げ売りされてることがあるんですね。
先日もアマゾンで(送料は掛かりますが)941円の投げ売りがあり、カラーは在庫次第ですが今なら1本分のお値段で3本買える、みたいな状態。
ただ、この子、あんまり売れないが故にスペアパーツが手に入りにくいという難点もあったり…そんなのもあって、見かけると予備パーツ代わりちょっと買い足ししたりして。テールはパワーシャッドあたりでなんとかなりそうな形はしてますけども。
ただいいことに?手元の数は増えたんで、いっそ一つはハネをスペアパーツとして取り外してしまい、そのままジョイントベイトとして運用したらどうなるかなーという興味的な改造です。
それでもテールの予備はないんですけど、ちぎれたらエコギアのパワーシャッドあたりで自作予定です。
ウイングが外れた分のウェイト調整は板オモリ。元々羽根がついてのフローティングですから、フロントは結構足さないと前浮き姿勢気味になりますね
フローティングにするかスローシンキングにするかはお好みの調整。
フローティングのままディープトレーサーと組み合わせても面白いかなと思います。
また、今は取り外してしまっていますが、元々ウイングの後退を防ぐためについているヒートンを活かして体の横にブレードを取り付けたり、取り付け金具を残して側面についたリップにしてみる等、ちょっとしたチューンする事もできますね。
実際の釣行でのチェックはまだ行けてませんが、近々いってくる予定です。
釣れるかどうかは… お魚次第ですね…( ˘ω˘)
投げてきた
湾奥での海水、板重り3g程度ではノーズ側がやや浮きすぎになり、1号オモリをつけてギリギリなので、やはり羽根の分、ボディ前半に6〜7gのウェイトを追加してちょうど位のようです。
泳ぎはジョイントはありますがジョイントが波を受けないせいかI字形のかなり小さめの動き。但し動きを止めるとくいっと鼻先を曲げてテールは揺らぎます。
ウエイトチューンをすれば結構いけそうですね。もうちょっと調整してみます。