22 シルバークリーク エア TW ストリームカスタムがでた!

でましたね!でましたね!

月下美人AIR TWでエリアトラウトやった経験から、これは絶対トラウト向き!と思ってたので来るとは思ってましたが、ブランドはプレッソではなくシルバークリーク。

その結果、プレッソだったらオレンジでキラっとくるところが、まるでブラウントラウトのようなかなりシックな感じにまとまっています。

コルクグリップ、恐らくメッキではなくヘアライン仕上げっぽいスタードラグノブ。それにややブラウンの混じった感じのボディ。

そしてロゴはシルバークリークと、出渕穴!…ではなかった。おしい。6連の穴です。たぶん魚の点の模様をイメージしているのかなと思います。

出渕穴だったら最高だったのに(個人的趣味)

いいですね〜。結構好みです。

搭載Technologyと主なポイント

  • 月下美人と同様のHYPERDRIVE DESIGNフルセット
  • ギア比8.5(月下美人と同)
  • UTDドラグ(月下美人と同)
  • ドラグクリッカー(月下美人と同)
  • ストリームトラウトブレーキチューン(インダクトローター固定式)
  • 6/1 ボールベアリング
  • 淡水専用
  • コルクノブ
  • 価格は強気の47200円(本体価格)

といった感じです。ギア比が8.5なので、基本ボディはアルファスではなく、月下美人AIR TWということでよいかと思います。

大きな違いとしてはスプール、淡水専用、ボールベアリング、ノブあたりでしょうか。

特徴:専用設定のスプールとブレーキ

シルバークリーク エア TW ストリームカスタムのスプールは以下のように説明があります

ストリームトラウトブレーキチューン(インダクトローター固定式)
推奨巻糸量でのPEラインにてブレーキセッティングを施した渓流ベイトフィネス専用機。ただし、ナイロンラインやフロロカーボンラインも使用できるブレーキセッティングになっています。渓流ベイトフィネスの第一人者である故、本山博之氏の提唱した渓流での近~中距離キャストでアキュラシーを優先したセッティング。

スプール本体は月下美人スプールに近いナローのようですが、デザインがまるで洗濯槽のようなキラキラ

こちらはナイロンもOKとのことなので、ブレーキセッティングがアルファスとの中間にある感じでしょうか。このスプールについてはラインの指定はありませんが、標準指定はナイロン・フロロなら6ポンド、PE0.6 or 0.8をどれも40mまでという事です。

また、ブレーキはインダクトローター固定式ということで、狙いはアキュラシーの高いショートキャストのための固定ブレーキという感じのようですね。

ふわっと投げるとエアブレーキが素早く立ち上がらない事でキャストトラブルになるけど、強めにすると立ち上がった後が強すぎるみたいな事が実際ありますので、つけたものの重さに併せて一定にかけていける固定ブレーキはアリですね。

特徴:淡水専用セッティング

シルバークリークだけに淡水専用セッティングです。

ぱっと見同じですが、本体の海水対策部分についても違いがあるかもしれないので、基本的には淡水での仕様となります。

ボールベアリングは恐らくCRBBがまるっとぬけていて、通常のベアリング仕様ということだと思います。12個が6個ということで、こちらの数はダウンしています。

この数だと、ハンドルで4個、レベルワインダーあたりでしょうか?

また、淡水リール、シルバークリークらしいコルククリアノブを装着しています。

特徴:強気の価格設定

なんと月下美人AIR TWより高い47200円(本体価格)です。

えっ、ボールベアリング…減ってるのに…??みたいな感じですが、コルクノブの分の価格差と、もしかするとベアリングがアルファスより一段高いものを使ってる可能性はありますね。部品表がでてくればわかるかなと思います。

あとは単純に生産数の違いはあるかもしれないですね。

恐らく実売は価格差考えるとスタート41000円くらいかな?

感想

こちらで書いたとおり、月下美人AIR TWは最高のトラウト用リールだと思います。

その月下美人をベースに淡水用カスタムをしてあるのですから、最高なのは言うまでもないですね。

スプールがシーン最適化した専用設計でショートキャストがメインであればむしろより快適に使えるのはシルバークリークだと思います。

ただ、CRBBによる「どこでもつかえる」感は月下美人のほうが上になりますね。

海水はやらないよ?という方はよりシックなシルバークリーク。海からトラウトまでマルチに使いたいなら月下美人ですかね。

もし「月下美人がいいけどインダクトローター固定スプールのような安定性も欲しい」場合は、ゼロアジャスター信仰をすて、メカニカルを少し締め込んで、マグネットを緩めてみてください。ロングキャスト性能はさがりますがグっと安定感が増しますので、結果としてよい方向にいくかと思います。

ただ、フォール重視の釣りの場合はメカニカルの締め込みでの調整は小さめにしたほうがよいかと思います。

さて、これで28mmスプール機が4つ。ダイワは過去であれば軽さのために犠牲にした部分を捨てない高剛性+TWS+フィネスという、丸形リールに負けないベイトフィネスを持ったことになります。

このカテゴリについては間違いなくシマノすら凌駕しつつあるトップランナーのように思います。

さて、じゃあ買うかと言われると月下美人持っていれば買う理由はないのでさすがに買いませんけれども、月下美人使ってるだけに良いリールだろうなってのは想像がつく、そんなリールです。

まだ楽天・ペイペイモールで年末キャンペーンの間に予約だけしてしまえば、売り出し4万円でもそこからキャンペーンポイントでかなり大きく抑えられますので、狙ってる人は年末のキャンペーンを是非活用してみてください。

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