堤防釣りでも竿受けは持っておいた方がいいという話(2021年版)

コロナの夏、ふたたび。

街中での娯楽が抑制される一方、当初よりは若干緩められてる感じの郊外型レジャー。

キャンプや釣りなんかはメチャメチャ好調みたいですね。転売屋が増えてくることで実感します。

さて、お手軽な堤防、しかも柵があるところがファミリー釣りとしては一番やりやすいところで、東京だと若洲・東扇島。有料で神奈川の大黒・本牧・磯子、千葉のオリジナルメーカーあたりでしょうかね。海をズバーンと抜けて木更津あたりも意外とアクセスはよかったりします。

そんなところで釣りをするのに、もちろん常にもっていればよく、柵にそのまま立てかけてもいいんですが、磯竿5mとかでないと立てかけるともう護岸で釣り…みたいな感じになってしまいます。

仕掛けだけは垂らしておいて、のんびり当たりを待つみたいなときに、やっぱり竿受けは持ってた方がよい。

ということで、自分で持ってる竿受けと、これはいいなって思ったおすすめの竿受けを紹介しときます。

第一精工 スーパーパイプ受太郎

THE竿受けといえばやはりこれ。3人分必要なので、こちらを2つ買ってます。

畳めばそこそこコンパクト。各所強度もしっかりしているので「ド定番」といっていいかと思います。

使い方は「クランプで本体を柵に固定し、アームの赤い方を前に、C型の金具は簡易ロックがついているので、そちらを後ろにして、ロックを開いて竿置いてロックを掛けておく。」それだけです。

ロックはかけなくても簡単にポロリはしませんがしておいた方が安心ですね。

また、この手のものは「堤防のフェンスの形(主に厚み)によってつけられない…」みたいなケースもあります。

しかし、この受太郎、アームの取付位置が2箇所あり、縦横クランプするの方向を変更できるので、「厚すぎて使えない… 」みたいなケースは減ります。

また、普通の受太郎が点で支えるのに対し、パイプに併せたカーブでくわえる形になるのでよりしっかりと固定できます。欠点は平面との接地面が減る事ですが、今のところ平面に対してでも問題になるほどの弱さになったことはありません。

弱点は「アームを取り外したときに取付金具がポロリしやすいこと」です。特に足元が金網の場所では注意しないと悲しみフォールしてしまいます。

また、「締めつけで回す部分の黒いパーツは強度不足で折れる」実用には問題はありません。

第一精工 スーパーパイプ受太郎W

こちらはスーパーパイプ受太郎に波形のアームがついたものです。こちらは1つ持っています。

こちらも縦横アーム位置は変更でき、それにあわせて波形のアームも向きを変えることができます。

この波形のアーム、トリックサビキ用の皿を固定したり、取り込みのときに柵に竿を立てかけると滑ってしまったりする事があって、そうならないよう、竿受けにしたりと意外と便利に使えます。もし「1つだけ買う」ならこっちのほうが便利だと思います。

弱点は受太郎とまったく同じです。

釣武者 マイティーアーム

こちら、ちょうど検討して購入した後に出た商品ですが、今買うなら受太郎Wの他の二つはこちらにしたと思います。

受太郎よりもアームの部分でやや収納性は劣りますが、クランプからアームが伸びており、柵への取付のほか、何かの出っ張りがあればそこを挟む、また、25Lくらいの重量があればクーラーボックスのアーム等に取り付けて使うといった方法もできます。

アームにロックがついてないのだけが惜しいところですが、こんなのはきっとOEMで互換性があ()

欠点としてはクランプ部分と置き場所が遠いので、固定があまいと「てこの原理によるポロリ」が懸念されるところです。

これは発生しても大丈夫なように、完全脱落回避にDカンのついたロッドベルトとリーシュコードはあったほうがいいように思います。

…書いてたら欲しくなってきた。ダメだ。

竿受け余談

いわゆる漁港の堤防に行くことも増えたこともあって、それ以外の竿受けも結構いろいろ探したんですね。

クーラー取り付けタイプ、タックルボックスにつけるもの、バッカンに取り付けるタイプ、バッカン受太郎、三脚タイプ…。

で、なんだかんだでボート用のBMO社ロッドホルダーをサブのタックルボックス兼いすとしてリングスターのStarke-Rのサイドにプレートを取り付けるという方法で、柵なし堤防用のロッドホルダーシステムを一つ作ってます。

場所により使い分けもできるのでちょっとオススメしたいシステムですね。

また、タックルボックスのように攻撃的な外観wではないので、使わないときでも比較的スマートになるのでオススメです。(低価格帯にも落ち着いたシンプルなカラーのドカットがあればよいのですが…)