ワームに転倒抑止ワイヤーをつけてみる
工作実験コーナーです。
ストレートフックをつけたワーム、ジグヘッドでもホバストでも、なんならオフセットでもそうですが、基本的には、ホッグワームや扁平ワームでもなければ、着底すると倒れてしまいますよね。
傾くのはしょうがないとして、横倒しにならなければフックポイント剥き出しのストレートフックのほうがフッキングはいいはず。
ということで、ワームそのものにワイヤーガードをつけてしまえばいいんじゃね…?ってことで、きっと誰かはやったことがある工作をしてみました。
考え方としてはすごくシンプル。ワイヤーで「腹びれ」を作ってあげるということです。
「ハゼリグ」とでも呼びましょうか。
今回使ったのは0.8mmのステンレス線ですが、もうちょっと細くていいかなと思います。モノは光(HIKARI)のSM400という型番のホビー線です。SUS304ステンレスなので錆びにくいですし、値段も手頃なのでおすすめ。針金のようなクネクネにならず、ちょっとした入力なら復元力があります。
曲げないで直接そのまま刺すと横からの圧力で押し出されてしまう懸念があるので、わずかに曲げる。ただし曲げすぎると今度は斜めになりやすくなりますので、ほどほどに。また、長さはあまり長いとフッキングの邪魔になるはずなので注意。
つける位置は前側ですぐにちぎれないあたりで、フックセクションに近いとやはりフッキングの邪魔になるかなと思います。
フックは好きなものを装着すればよいかなと思います。基本的にはボトム向けのチューンになりますが、ネコのヒゲのような機能も期待できるので、接触感知力はあがります(が、ノイズも増えます)
一方、幅が広くなる分、すり抜ける範囲は狭まりますので、ボトムでラインはすり抜けるけど本体がすり抜けられない岩の隙間に入ると抜けなくなりますので注意。細いワイヤーを使えば曲がって抜ける事もあるので、その点でも0.5mmのほうがいいかなと思います。
釣れるかどうかはわかりませんけど!
そんなこんなで工作アイディアです。ブラックバス向けのリグかなと思いますが、釣果が上がったら是非おしえていただけるとうれしいです。