【雑談】ブームの山を越えたアウトドアレジャーと釣り業界

コロナも開けて娯楽が増えた今、「道楽」としての釣り界隈は結構シュリンクするかなーと思ってます。

これは2023年の第一四半期のスノーピークの決算から見るアウトドア業界の落ち込みをみてもそのあたりは明確ですね。(参考: FULL KAITEN キャンプブーム終了…アウトドア市場の需給調整が急務に

とはいえ、釣具業界について、JAFTMAのレポートを見る限り、2023年見込みではそもそもマイナス成長になることは見込んでいるようなので、去年が山、今年のマイナス成長は織り込み済、といっていいのかなと思います。

肌感覚としてわかるかなーと思いますが、ごく一部の超人気ルアーを除くと、発売即完売みたいなことはだいぶなくなりました。もちろん、元の数量がニーズを大きく下回ってるようなケースは除きます。

リセールを見るならフリマを見ろ、ということで、フリマ界隈を見ていると、まだまだ強いルアーはいくつもあります。シーバス界隈でユーザーからみてリセール市場で元気があるといえばコアマン、プロモーションでは業界随一といっていいブルーブルー。まだまだカゲロウが強いmegabass。

ブルーブルーに関しては在庫の積み増しがやっと効いてきたのかな、という印象もありますが、クミホンあたりは一般店舗でのセールもありました。

まあ、そんなこんなでコロナも開けて娯楽が増えた今、「道楽」としての釣り界隈は結構シュリンクするかなーと思ってます。

これは2023年の第一四半期のスノーピークの決算から見るアウトドア業界の落ち込みをみてもそのあたりは明確ですね。(参考: FULL KAITEN キャンプブーム終了…アウトドア市場の需給調整が急務に

とはいえ、釣具業界について、JAFTMAのレポートを見る限り、2023年見込みではそもそもマイナス成長になることは見込んでいるようなので、去年が山、今年のマイナス成長は織り込み済、といっていいのかなと思います。

中でも、大きめのルアーほどセルは弱くなってきたなぁという印象はあります。

あれだけ人気のあったアマペンも定価で買える。メガバスが気合いを入れたサザンカ・ゴーラムも人気としてはかなりイマイチ。Jackallはソルトの大きめルアーの新作にだいぶ力を入れているものの、ウーンといった感じですね。

ソルトルアー×ビッグベイト、専用タックルが欲しくなる2ozクラスから上のビッグベイトに関しては、結構厳しいだろうな、と思ってます。

メーカーが大きく煽った2020〜22年。オカッパリで満足な釣果を出せた人は少なかった、結果として続かない人が多いんじゃないかな?

私もビッグベイト系の釣果は今のところないですw やめる気はないんですけども。

需要が上げ調子の頃にはよかったものの、この先についてついてくるのは「コアなニーズ」に寄っていく感じでしょうね。

新作ルアーが出るという話でも、メーカーは(オカッパリでの撮影の難しさはあるにせよ)ボートシーバスで釣果映像提供している事が多いですからね。

ルアーメーカーとして不都合な真実はあるのだろうな、とは思いますが。

プロモーションという意味では、ルアーメーカーの社長かつカリスマアングラーとして、プライベート釣行シリーズながら、自社のルアーを使って、釣れそうな時間帯と場所を選んだ上のホゲ動画をだすBlueBlueの村岡氏はすごいなと思います。

話にオチがあるわけでもないんですが。

すぐすぐ潰れるメーカーがでる、程では無いとは思いますが、在庫がダブつき、メーカーが苦しくなると、ユーザ側からするとほしいルアーの追加生産がこないとか、いろいろとマイナスの影響は受けるかなという気もします。

「数字を出すためのユーザに不誠実なプロモーション」や「素人が使うとロスト率がヤバそうな細糸タックルのススメ」が増えないといいですね。