スイベルとPEの直結と。

思考実験です。実際の運用ももしかしたらこの先やるかもしれませんけど。

「PEはノットを組むと強度が激減するからショックリーダーがいる。直結などもってのほか」

基本的にはこう言われてますね。フロッグなどでは直結したりもするようです。

なのでみんなFGのっとやSC、PRなど色々なノットを覚えてがんばってるわけです。

ガイドを通す(ロングリーダー等)であれば、FGでコンパクトに仕上げたノットというのは間違いなく必要でしょう。

ただ、例えばガイドの外に出す場合は、案外簡単でそこそこの強度が出るノットを使っている人はよくいます。

とすると、別にシステム強度がでればいいんじゃない??みたいな天邪鬼がわいてくるわけです。

本線PE ∞ スイベル ∞ リーダー ∞ スナップ

というシステムも組めるんじゃないか?という気がするわけです。

そして折角組むならダブル〜トリプルクレンスイベルを入れたいところです。

ネックはおそらくそれ自体の自重。

OWNERのダブル・トリプルサルカンはこのような強度と重さがあります。

だいたい18号、16号くらいまでで十分でしょうかね。使うラインのどちらか低いほうの上回れば十分でしょう。

PEの0.6号くらいが強力6kgあたりなので、必要な強度はトリプル20〜18号あたり。ダブルで20〜16号、それより太い場合はそれ以上の場合はシングルに落とす方がよいかもしれません。

トリプルの場合、重さは0.1〜0.17g程度。カミツブシでG6〜G5程度。ラインを沈めるためにわざわざフロロをリーダーにしてるくらいですから、スプリットシンカーがわりと思えばさほど重くはないでしょう。

PE1.5号くらいまでならなんとか。それ以上だとちょっとオモリ感がでるかもしれませんね。

ともかく、重さの問題はクリアできそうです。

で、じゃあノットはどうするの…と思ったら、ノットといえばジギング魂さん。

イモムシノットの二重結び編みでかなりの強さを達成してます。

これならばよく言われる「直結による強度」は問題ない。

であれば、最初に書いたシステムも成立するかもしれない。

リスクは結束ミスによる高切れですがFGノットでも強力がでないケース、摩擦系のノットミスによるすっぽ抜けもありますから、これについては同等でしょうかね。

一方でこちらはノットが簡単なので、FGなどを現場での結び直しも比較的楽かなと思いますし、釣行前にそこまでは組んでおいて、リーダーから先は現場で組むということも比較的容易にできます。

で、これのメリットは何かと考えると、やはりリーダーの調整が楽なこと、スイベルがついてる事によるヨレ防止効果。といったところでしょうか。

短くするのはもちろん、長くする場合、太くする場合、細くする場合に調整が利く。ヨレも当然抑えられるのでスピニングで怒りがちなトラブルも抑えられる。

…うん、机上では結構いけそう。

やってみるための道具を買ってみることにします(何かしら失敗するフラグ)